映画やドラマの倍速視聴を否定するオジサン達に物申す


妻(当時はカノジョ)と同棲を始めた時に、驚いたことがある。
 

妻はドラマや映画、Youtubeなどを見るときに、倍速で再生し視聴するのだ。
 

Z世代
ピオリム♪
 

そんな彼女に倣って、自分も倍速視聴をするようになったが、これが非常に便利なのだ。
 

今では自分もドラマや映画、Youtube等の映像作品を見る時に、倍速視聴が欠かせない。
 

しかしながら、日本の一部でこの倍速視聴に否定的な意見もあるようだ。
 

そこで、今回はドラマや映画を倍速で視聴するメリットを語りつつ、そして、そんな風潮に異議を唱える人達に一石を投じようと思う。
 

 

映画やドラマを倍速視聴する3つのメリット

何故、自分達夫婦は映画やドラマを倍速視聴するのか?
 

そのメリットは、大きく分けて3つある。
 

それぞれのメリットを次から解説していこう。
 

メリット1 時間の節約


映画やドラマを倍速で再生し、視聴する一番のメリット。
 

それは多くの人が思い浮かべる通り、「時間を節約できる」ことだ。
 

現代ではSNSや動画コンテンツ、ゲームなど娯楽が多様化したのに対し、1日の可処分時間は昔から変わらない。
 

妻は外資系の会計事務所に勤めており、多忙のためフリーな時間が少ない。
 

そのため、映画やドラマを見るときは速度を2倍にして見ているのだ。
 

さらに・・・
 

香港人妻
このシーンはつまらない・・・
 
 

と言ってスキップすることもしばしば。
 

こうして1クール10回前後のドラマを4~5時間で見終えてしまう。
 

もちろん、すべての映画やドラマを倍速視聴するのではなく、興味が湧いたらしっかり鑑賞している。
 

この様に妻は取捨選択しながら、時間を節約し、主体的に自分で時間をコントロールしているのだ。
 

メリット2 集中力UPとボケ防止


映画やドラマを倍速視聴する2つ目のメリット。
 

それは、集中力の向上だ。
 

倍速視聴をしたことがある人ならわかると思うが、例え母国語でも2倍の速さで映画やドラマのセリフを聞くには、相当な集中力が必要となる。
 

60分のドラマをダラダラ見るよりも、倍速視聴で30分間集中して見た方が、集中力を高め、持続させるトレーニングにもなる。
 

集中力が上がれば、仕事や学習のパフォーマンスも向上し、より短期間で高い成果を出しやすい。
 

10代の頃から、ドラマや映画を倍速再生で視聴してきた妻は、アジアトップクラス大学を卒業し、4か国語をビジネスレベルで操る。
 

偏差値82
日本のアニメも倍速視聴よ
 

さらに倍速視聴は、ボケ防止にも役立つ。
 

通常の2倍の速さでの処理を脳内でしているということは、それだけ脳が活性化しているということだ。
 

通常より2倍速で音声を聞いている時の方が、前頭葉が活性化するという実験結果もある。
 

そのため、自分の母親は(もちろん、Z世代ではないが)ボケ防止として、しばし倍速再生で映画やドラマをみたりする。
 

ジョニー・ママ
ボケ防止のトレーニングよ!
 

メリット3 語学の上達


倍速視聴は、何も母国語のドラマや映画だけで効果を発揮する訳ではない。
 

外国語を学んでいる中級レベル以上の人なら一度は試したことがある方法。
 

それは、1.5~2倍のスピードで外国語の映画やドラマを見ることだ。
 

通常より速い速度で再生された音声に耳を慣らしておくと、同じ音声を通常速度で聞いた時に、音声がゆっくりと聞こえるようになるという効果がある。
 

もちろん、語学学習の初心者であれば、0.5倍のスローペースで聞いてもいい。
 

このように倍速再生やスロー再生は、外国語を学ぶ点でも非常に役に立つツールなのだ。
 

倍速視聴を否定するオジサン達


倍速視聴に関して調べてみると、妻だけでなく彼女と同じZ世代(1990年代後半~2000年代前半に生まれた世代)と言われる年齢層の多くは、映画やドラマを見る時に、倍速視聴を積極的に行っているらしい。
 

しかし、これらの風潮に「No」を突き付ける人達もいる。
 

その中心となるのが、日本のオジサン達だ。
 

最近、
 

映画やドラマを早送りで見るのはけしからん!
 

と言う記事が拡散され、ちょっとした議論になった。
 

(「早送り」と言う言葉に時代を感じるが・・・)オジサン達が、映画やドラマの倍速視聴を否定する理由はこうだ。
 

昭和
作者に失礼だ!
 

昭和
作品は「鑑賞」するもの!「消費」ではない!
 

昭和
映像作品を舐めるな!!
 

メールが仕事のツールとして登場した頃、
 

メールは相手に失礼だ!けしからん!!
 

と頭ごなしに否定するオジサンがいた。
 

しかし、今ではメールは仕事で欠かせない必須のツールだ。
 

2010年代、LINEに代表されるチャットアプリが登場した時も、
 

業務連絡をLINEでするなんてけしからん!
 

というオジサンが続出。
 

最近では、コロナが流行りだした初期に、Zoomなどの優れたツールがあるにも関わらず・・・
 

在宅勤務なんてけしからん!!
 

といつの時代になっても、新しいモノ・コトを否定する「けしからんオジサン」が登場している。
 

どうやら人間は年を取ると「新しいモノ」、「若者がするコト」を頭ごなしに否定したがるものらしい。
 

鎌倉時代の歌人・吉田兼好もその著書「徒然草」で・・・
 

吉田
最近の若者はけしからん!!
 

とご立腹だったことは有名だ。
 

またクレイトン・クリステンセンは、かの有名な著書「イノベーションのジレンマ」の中で・・・
 

クレクリ
組織や個人が過去を否定するのは難しい・・・
 

とも述べている。
 

オジサン達の青年期になかったモノ・コトが登場すると、自分の過去を否定されている気持ちになってしまうのだろう。
 

本をめくる速さが個々で違う様に、ドラマや映画だって個々で見る速さが違っても良いはずだ。
 

重要なのは、ドラマや映画のような映像作品が、便利なツールによって、視聴時間を自由に決められるようになったこと。
 

倍速再生で見るのもスローで見るのも自由。
 

時間をかけて、ゆっくりと映画やドラマを見て、一つ一つの作品を堪能するのも良し。
 

たくさんの映画やドラマを見て、比較検討するもの良し。
 

映像作品の視聴方法は、個人のライフスタイルや好みで決めていいはずなのだ。
 

確かに日本のオジサン達にとって、映画やドラマを倍速再生で見ることに違和感を感じ・・・
 

理解できん!!
 

と言う気持ちはわかる。
 

しかし、それを「認めない」というのはナンセンスだ。
 

ここ香港や、以前住んでいたシンガポール、欧米の国々では、人種・宗教・文化と多様な価値観を持った人々が暮らしている。
 

そのため、異なる価値観を持っている人と出会った場合、
 

君の言っていることは理解できないよ!!
 

と言いつつも・・・
 

でも認めるよ!!
 

といった文化がある。
 

理解できないから「拒絶」ではなく、お互いの違いを認め合い、「尊重」するのだ。
 

先の東京オリンピックでは、自身の価値観や常識、世の中のトレンドといったものを、昭和からアップデート出来ず、時代錯誤の発言を繰り返したオジサン達が炎上し、退場していった。
 

モリ
女性は話が長い・・・
 

ササキ
あいつの容姿は豚www
 

ハリモト
女性でも殴り合いが好きな人いるんだね・・・
 

最新の常識やトレンドを理解できないまでも、「そういうものか・・・」と認めずアップデートを怠った結果が、このような恥ずかしい醜態を世界に晒してしまったのだ。
 

失われた20年。
 

これは、日本のオジサン達が古いOSで最新のソフトを動かしていた結果からだと思わざるを得ない。
 

倍速視聴を否定する「けしからんオジサン」達も、自身の価値観のアップデートを怠ると東京オリンピック関係者の様に炎上&退場になりかねないだろう。
 


コメントを残す