日本の結婚式費用は高い?結婚式をする前に考えたいこと


先日、香港人女性と入籍をした。
 

そして今は、このコロナ下の状況で結婚式をどうするか悩んでいるところだ。
 

結婚式と言えば、日本でも数多く参加した経験があるが、いつも思うことがある。
 

それは、結婚式の費用がとても高いことだ。
 

日本の結婚式の費用は平均355万(式と披露宴のみ・ゼクシィ調べ)ほどと言われている。
 

これは日本人の平均年収436万円(2020年・国税庁調べ)の8割にも上るものだ。
 

はたして、結婚式の費用はこんなに高い必要があるのだろうか?
 

そこで、今回はこの日本の結婚式の費用について考えたいと思う。
 

日本の結婚式費用は高い?


日本人の平均年収は436万円に対して、結婚式の費用は平均355万。
 

これは日本人の平均年収の8割にも上ることは先ほど触れた。
 

では海外ではどうだろう?
 

ここ香港では、結婚式の費用(式と披露宴)の平均が約250万円(17万8300香港ドル)。
人民網日本語版より
 

同じくアメリカでは、約295万円(2万8千USドル)となっている。
The knotより
 

香港もアメリカも手取りの給料で、日本を大きく上回るが、結婚式費用はだいぶ安い。
 

この様に日本の結婚式費用は、海外と比較すると割高であるのだ。
 

とは言っても、結婚式は多くの人にとって一生に一度の晴れ舞台。
 

小さい頃から憧れていた人も多いだろう。
 

先日、結婚式をあげた自分の高校時代の友人♂も・・・
 

人生でこんなにも、多くの人に祝ってもらえるのは結婚式だけ
 

とウエディング業界の人に刷り込まれた様なセリフを吐いていた。
 

確かに結婚式をしたことがある人は、口を揃えて「結婚式を挙げて良かった」という。
 

しかし、本当にそうだろうか?
 

それは自分のやってきたことが無駄なことだと思いたくない防衛本能から来るものもあるのではないのか?
 

もちろん、結婚式自体が無意味なものとは言うつもりはない。
 

だが、その結婚式というサービスが、本当に年収の8割も払わなければならない価格に見合っているのか?
 

ただ周りがしているから、この価格が常識だからと思考停止になっていないか?
 

常識や周囲に惑わされ、思考停止に陥っている。
 

結婚式を挙げた人には、そんな人が多いと思わざるを得ないのだ。
 

お金持ちが結婚式にお金をかけなかった理由


自分の知り合いに、数億円の資産を持つ人がいる。
 

彼は去年、入籍し結婚式を挙げたのだが、その式は手作りだった。
 

自分たちで教会を借り、司会とカメラマンは友人に頼み、料理人は個別で契約。
 

総額は50万円もいかないと思う。
 

その代わり、新婚旅行はファーストクラスで、お金をふんだんに使いアメリカ旅行をしていた。
 

そんな彼の行動を見ているとと、彼が何故お金持ちになったが分かってくる。
 

それは、金額の高い・安いではなく、常に「その価格が、本当にそのモノやサービスに見合っているのか」を常に考えているのである。
 

2時間の間に、写真撮影や挨拶に追われ、料理もろくに手を付けられない。
 

その値段が350万円。
 

彼にとって、一般の結婚式は、その金額に値しないと考えたのだろう。
 

ブライダル業界の慣習やビジネスモデルを調べ、常識を疑う。
 

「周りもそうだから」「当たり前だから」と思考停止になるのではなく、そういった本質的な考え方が出来る人がお金持ちになれるのだ。
 

もちろん、結婚式がその金額を払うだけの価値があると判断した人は、結婚式をすればいい。
 

しかし、「その価格が、本当にそのモノやサービスに見合っているのか」ということを考えることもなく、結婚式を挙げて・・・
 

老後資金が2,000万円足りない!!
 
 

と騒いでいる人を見るのは、何だかなと思うのである。
 


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