年の差婚は気持ち悪い!と言ってる人間は終わっている件


Googleで「年の差婚」と検索すると、関連して出てくる言葉がある。
 


 

「年の差婚 気持ち悪い」
 

関連で出てくるということは、このキーワードを検索している人が多く存在するという事だ。
 

つまり、日本では・・・
 

年の差婚って気持ち悪い
 

と思っている人が多いことを表している。
 

何を隠そう自分達夫婦も、12歳差の「年の差婚」である。
 

今は香港に住んでいて・・・
 

年の差婚って気持ち悪い
 

と言われたことはないし、そのような言葉もここでは聞かない。
 

「年の差婚」が気持ち悪いというのは、日本人が抱きやすい感情とも言えるかもしれない。
 

しかし、なぜ日本人は「年の差婚」を気持ち悪いと考えるのだろうか?
 

これは、「年の差婚」だけでなく、「年の差カップル」でも同じことが言える。
 


 

今回は、「年の差婚」が気持ち悪いと言われる理由とそれにまつわる日本人の課題について語っていこう。
 

 

なぜ年の差婚は気持ち悪いと言われるのか?


「年の差婚」と聞いて思い浮かべるのは、一般的に男性が年上、女性が年下の夫婦になるだろう。
 

確かに中年独身男性である、いい年したオジサンが若い子に積極的にアプローチしている様は、傍から見ていて気持ち悪い。
 

しかしながら、「年の差婚」とは婚姻であり、双方の合意のもとに行われるものである。
 

若い子を狙ったオジサンの一方的なアプローチとは訳が違う。
 

誰にも迷惑をかけている訳ではない。
 

であれば、何故・・・
 

年の差婚は気持ち悪い
 

と思う人がいるのか?
 

彼らの言い分はこうだ。
 

親と子の年齢差があるのに・・・
 

ロリコンかよ・・・
 

しかし、これらは個人の感想であって、「年の差婚」が気持ち悪いと感じる理由にはならない。
(親と子程離れた年齢差の結婚は、何故ダメなのか説明できていない)
 

多くの人は、理由は説明できないが、なんとくなく・・・
 

生理的に無理!
 

と感じているのではないだろうか?
 

では、何故「年の差婚」が「生理的に無理」なのか?
 

その理由を当の本人ですら、論理的に説明できないケースが非常に多い。
 

「年の差婚」が「生理的に無理」な理由。
 

それは「年の差婚」が少数派だからに他ならない。
 

少数派に違和感を抱く日本人

「年の差婚」に関して、どの程度の年齢差を「年の差婚」とするか、明確な基準があるわけではない。
 

仮に10歳差以上とすると、「年の差婚」が婚姻全体に占める割合は約4%。
 

25組に1人という割合になる。
 

子供の時に、こんなことを言われたことがないだろうか?
 

みんな、やってるよ?
 

この言葉に代表される様に、日本人は子供の頃から非常に強い同質性を求める教育や環境下で育っている。
 

このような同質性を求める日本で過ごしていると・・・
 

〇〇は常識

普通が正義

みんな同じで当たり前
 

と考えるようになり、自分の育ってきた周囲の環境や価値観が「世界の常識」と思い込み、他者に強要するようになる。
 

そのため、学校教育で「髪を染める」ことが校則違反であるはずなのに、
 

学校の先生
髪は黒じゃなきゃいけません!!!!
 

と言った問題の本質を見誤る教師のような人間が、日本では数多く出てきてしまうのだ。
 

つまり、約4%という少数派の「年の差婚」が、日本人の中で異物として扱われ、何とも言えない違和感・・・
 

生理的に無理!
 

という拒絶につながっていく。
 

このような違和感は、何も「年の差婚」だけではない。
 

LGBTや外国人、障がい者等、あらゆる少数派が日本人の偏見や差別の対象になってしまう可能性があるのだ。
 

年の差婚は気持ち悪い!と言ってる人間は終わっている件

年の差婚は気持ち悪い!
 

という人間の心理は、身近にいない「少数派」を異物と考えることにある。
 

先の東京オリンピックの開催にからみ、不祥事が相次いだのは記憶に新しい。
 

・女性への差別発言をした組織委員会会長の森喜朗
・女性タレントの容姿を侮辱する演出提案をした佐々木宏
・障がい者への暴力が発覚した作曲担当の小山田圭吾
 

時代錯誤も甚だしいこれらの差別は、(男性社会の中の少数派である)女性や一般的でない体型、障がい者ら、「少数派」は異物と考える日本人の中にある同質性から生まれたものだ。
 

その同質性を示す証拠に、日本は先進国の中でも数少ない、同性婚が認められない国でもある。
 

国を代表する国会議員が・・・
 

国会議員
LGBTは種の保存に背く!
 

と発言までしてしまう始末。
 

過去には国連の自由権規約委員会が、日本に対し、女性、LGBT(性的少数者)、外国人、技能実習生などの少数派の人権を守れていないことを指摘している。
 

このように「少数派」は異物と考え、
 

年の差婚は気持ち悪い!
 

と言っている人間は、同質性を好む点から、「年の差婚」だけでなく、「LGBT(性的少数者)」や「障がい者」などの少数の人々を
 

気持ち悪い!
 

と差別する可能性が大いにあるのだ。
 

多くの日本人は、「自分達は差別をしない」と思っている。
 

しかし、現実は違う。
 

東京オリンピックで明るみに出た様に、日本では多くの「少数派」が異物として扱われているのだ。
 

同質性を良しとする環境で育ち、少数派に対するリアリティがないから、誰かが傷つくかもという想像ができず差別を生み出してしまう。
 

自分たち日本人は同質性を好む集団ということを自戒し、マジョリティーがマイノリティーにちゃんと配慮する社会を構築しない限り、世界から受け入れられない現実を日本人は理解すべきだろう。
 


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