批判コメントをしてくる人の心理とその対処方法


BlogやSNSで何かしらの発信をしていると、たまにリアルの世界では考えられないコメントや返信を受けることがある。
 

外の世界で発信している人間の宿命とも言えるこの現象。
 

情報を発信している人の中には、この批判コメントの心無い言葉で傷つく人も少なくない。
 

残念ながらネットの世界では、顔が見えないことを良いことに、何をしても良いと考えているものが一定数存在する。
 

それは性別、年齢、国籍に関わらない。
 

今回は、そんな批判コメントに対しての対処法について語りたい。
 

批判コメントをする人の心理とは?


批判コメントをする人の心理とは、どんなものであろう?
 

「批判コメント」に対しては、様々な解釈が存在するが、ここでは大きく分けて、以下の通り2つに分けて、その心理を説明していく。
 

1.相手を傷つけるまたはマウント目的のもの

その顔で、よくネットで顔出し出来るなwww
 

東京で暮らすには、年収1,000万ないと厳しくないですか?
 
 

これらのコメントは、ほとんどの場合、原因はコメント主の「嫉妬」または「優越感」で説明がつく。
 

その心は・・・
 

嫉妬
なにSNSで頑張ちゃってんの?ムカつくんですけど・・・
 

優越感
年収1,000万稼いでる俺ってすごくない?
 
 

これらの批判コメントは、建設的な議論を目的としたものではなく、自身の承認欲求や現実の社会生活での不満を他者にぶつけているに過ぎないのが特徴だ。
 

このような種類のコメントは、タチが悪く、いかなる内容でも相手にするだけ時間のムダということは、抑えておくべきだろう。
 

2.自分の主張や意見に対する反論または指摘

私は、その考え方は違うのかなと思います。
 

お前はバカか?そんな訳ねーだろう?
 
 

もう1つの批判コメントの種類は、自分の主張や意見に対する反論または指摘だ。
 

自身が気づかなかった見解を指摘してくれたり、建設的な議論が出来たりとポジティブな部分もある反面、相手が自身の意見を貫き通そうとするため、口調が攻撃的になりがちなのも特徴だ。
 

良い批判と悪意のある批判の見極めが、重要になってくる。

批判コメント対する対処法


では、そんな批判コメントを受け取った場合、どのように対処すれば良いのだろうか?
 

その1つの大きな目安となるものが、相手の「言葉使い」だ。
 

相手を傷つける目的の批判コメントは、もちろん論外。
 

そして意見や反論の類の批判コメントでも、例え、それが正論であっても、言葉使いが悪ければ相手にする必要はない。
 

例えば、以下のものは、自分のブログに来たコメントだ。

 

このコメントは、自分の意見に対する反論になるが、それ以前に、言葉使いの点で読むに値しない。
 

初対面の人に「お前」は、ありえないだろう。
 

普段の社会生活の中で、初対面の人にこのような言葉使いをする人間は、まずいないはずだ。
 

ネットが顔の見えない世界だからと言って、品のない言葉を並べる人間は、お里が知れている。
 

こう言った品のない言葉使いのコメントを受け取ったら、即座に削除で構わない。
 

最後まで読む必要もないし、内容を吟味する必要もない。
 

極論、書いてある内容などはどうでも良く、その相手の「言葉使い」のみを判断材料にして良いだろう。
 

例え、正論であろうと品のない言葉や暴力的な表現は、周りの見ている人達も不快にさせる。
 

周囲の人達のためにも、人の目に触れさせないのがベストなのだ。
 

ブログやユーチューブ、インスタグラムなどのコメント欄は、管理者である自分がコメントを承認したり、削除したりできる。
 

ツイッターの批判コメントは、コメント自体は削除できないが、不快な相手をブロックすることができる。
 

一回、コメントを削除したり、コメ主をブロックすれば、わざわざ見返すこともない。
 

ゴミは部屋に転がっていたら、気になるものだが、ゴミ箱に捨てさえすれば、気にすることもない。
 

ゴミはゴミ箱に。
 

これがシンプルだが、自分自身やそれを見ている周りの人達のためのマナーなのだ。
 

最後に

タレントの堀ちえみさんに、悪質な誹謗中傷をした北海道の50代の主婦。
 

横浜DeNAベイスターズの投手・井納翔一選手の妻をネットで中傷した20代のOL。
 

芸能人やスポーツ選手に悪質な中傷をして、訴訟された例だが、二人とも被害者達とは全く接点のない人間だった。
 

批判コメントをしている多くの人間は、リアルの世界では接点のない普通の人達だ。
 

現実世界で満たされない承認欲求や不平不満。
 

だだ、それらをネットの世界で、他者にぶつけているに過ぎない。
 

そんな人間に、自分の貴重な時間を取られるのは、非常にもったいない。
 

少し言い方は悪いが、「ゴミはゴミ箱に」。
 

これが批判コメントを対処する一番の方法なのだ。


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