彼女が生理で機嫌が悪い時に思ったこと


現在、同棲をしている彼女がいることは以前書いた。
 

そんな彼女が、他の女の子と大きく違うところが1つある。
 

それは生理の時だ。
 

機嫌が悪い。
 

イライラしている。
 

情緒不安定。
 

側から見ても明らかなくらい、負のオーラを纏っているのだ。
 

(生理中)
くぁwせdrftgyふじこlp!!!
 

以前、交際していた女性達は程度の差はあれ、生理の時でも普段とあまり変わることはなかった。
 

どうやら生理での痛みはかなり個人差があるらしい。
 

では、生理で彼女が機嫌が悪かったり、情緒不安定な時、我々男は、どの様に接すれば良いのだろうか?
 

今回は生理について色々思うところがあったので、書いてみる。
 

 

生理の知識に乏しい日本人男性達

先日、日本に一時帰国した際、高校の同級生と飲む機会があった。
 

その中で、同級生の1人が・・・
 

彼女がひどく機嫌が悪い時があるんだよね〜
 
 

とぼやいていた。
 

すると他の同級生が・・・
 

それって生理じゃねーの笑
 
 

こんな風に「彼女の機嫌が悪い=生理」と半ば冗談にされてしまうくらい、日本人男性の間では生理がどの様なものかという知識が乏しい。
 

これは、日本人男性の1人として少し言い訳させてもらうと、この女性特有の生理現象に対して理解する場は、今の日本には決して多くないのも一因だ。
 

学生時代に生理について学ぶ訳でもないし、生理を経験することも一生ない。女性からしても生理の話題は、公にするのはタブーという雰囲気もある。
 

男側から見ると、なんとなく・・・
 

生理はツラいらしい・・・
 
 

生理の時にエッチはダメ
 
 

と言ったくらいの知識しかないのが正直な所だろう。
 

彼女が生理の時のマイルール

では、そんな日本人男性がパートナーである彼女や妻が生理の時、一体何ができるのだろうか?
 

ネットで検索すると「彼女が生理でイライラしてる時の対処法!」と銘打った記事がたくさんあり、その多くが・・・
 

・お腹をさすってあげる
・甘いものを買ってきてあげる
・イライラを受け止める etc

といったことを述べている。
 

だが、自分の場合は少し違う。
 

今の彼女と一緒に住むにあたって、2人の役割分担を決めている。
 

例えば・・・
 

彼女 → 料理全般
自分 → 洗濯・掃除・皿洗い
 

この様に「基本的な役割分担」は上記の様になっている。
 

しかし、彼女が生理中で戦闘不能状態の時には、家事全般は全て自分が行い、彼女には好きなだけ休んでもらう。
 

もちろん、これは逆のパターンもあって、自分の体調が悪い時には彼女が全ての家事をやってくれる。
 

同棲する前は、彼女の生理が来た時に、旅行を延期したり、デートの予定を家での映画鑑賞に変更したりすることもあった。
 

大事なのは、取り決めた役割分担やスケジュールに固執するのではなく、相手の「事情」を考慮して臨機応変に対応するのが自分達の基本スタンスなのだ。
 

これを聞いた日本人男性の多くは・・・
 

は?そんなの当たり前だろ!?
 
 

と思うかもしれない。
 

しかし、多くの日本人男性は、相手の気持ちになって考えているつもりでも、その文化的背景から取り決めた役割分担やスケジュールに臨機応変に対応するのは苦手なのだ。
 

それはなぜか?
 

それを解くキーワードは「平等」だ。
 

それについて次から説明しよう。
 

生理への理解だけではなく、今の日本社会に足りないもの

自分の彼女や妻が、生理の痛みに我慢しながら仕事に行く姿を見るのは辛い。こう思う人もいるだろう。
 

しかし、今の日本の社会には・・・
 

生理は病気じゃない!!
 

とのたまう人間が未だに存在する。
 

これは、根強い男性優位な社会の中で、女性特有の生理現象に対しての理解不足な面もあるだろう。
 

しかし、それ以上に大きな問題が存在する。
 

それは、「皆勤賞」に代表される様に、体調不良でも登校や出社が良しとされる、休むことへの異様なまでの厳しさ
 

生理で休むのはズルい!?

みんなやってるよ?
 

日本人なら誰でも聞いたことがあるこのセリフ。
 

日本人は幼い頃から、「人に迷惑をかけるな」と集団の秩序を守ることを教えられ、周りに合わせる様に教えられる。
 

その結果、集団の秩序は個々の事情より優先される思考回路になり、「休む=集団の秩序を乱す行為」と見なされる。
 

生理、子育て、介護、風邪。
 

休む理由は様々だが、そんな個々の事情は考慮されず、
 

みんな頑張っているのに休むのはズルい!!
 
 

一人だけ楽をするのは許さない!
 
 

日本人はこういった思考になりやすい。
 

どんな事情であれ、平等に苦しむこと・頑張ることを求められ、それを守れなければ・・・
 

人に迷惑をかけるな!
 
 

という言葉で正当化される。
 

そんな空気が、日本全体に蔓延しているのだ。
 

平等が大事にされるONE TEAM


ラクビーの日本代表の活躍で有名になり、流行語対象にも選ばれた言葉「ONE TEAM」。
 

上場企業の社長やお偉いさんも好んで使う様になり、集団やチームを意識する日本人好みの言葉と言えよう。
 

だが、海外の人達が、チームプレーを意識していないかというとそうではない。
 

サッカーのアルゼンチン代表にリオルネ・メッシという選手がいる。
 

彼は並外れたオフェンス力を武器に、様々なタイトルを獲得し、サッカー史上最高の選手と呼ばれている。
 

しかし、彼は全く守備をしない。
 

アルゼンチン代表のチームメイトは、そんな彼の為に、他の10人の選手が守備に奮闘し、攻撃の時のために彼の体力を温存させておく。
 

メッシ選手の特徴や事情を考慮し、他の選手が穴埋めをする。
 

だが我々日本人が考えるチームプレーは、そうではない。
 

スポーツでも仕事でも、10人のチームで100のタスクがあれば、平等に割り振ることをチームプレイと呼びがちだ。
 

個人の得意不得意、子育てや介護といった家庭環境、生理や悪阻といった体調不良。そういったものは蔑ろにされがちで、平等というのが最優先される。
 

それが日本人の考える「ONE TEAM」、チームプレイだ。
 

だからこそ、このご時世でも日本では、リモートワークやフレックス出勤が根付かない。
 

それは日本人がチームプレイの上で最も大事にする「平等」からかけ離れているからなのだ。
 

大事なのは相手の事情に合わせた対応

チームプレイというの名の「平等」を意識するあまり、個々の事情まで想像力が及ない傾向がある日本人。
 

生理のテーマから大分脱線したが、これは家庭や男女関係にも当てはまる。
 

自分たちの様に、
 

彼女(妻) → 料理全般
彼氏(夫) → 洗濯・掃除・皿洗い
 

という様な役割分担をしているカップルや夫婦がいても、役割分担に固執するあまり、パートナーが生理で体調不良でも・・・
 

ご飯まだ?
 
 

ということをやってしまいがちだ。
 

大事なのは「平等」ではない。
 

大事なのは相手の「事情」に合わせた臨機応変な対応なのだ。
 

日本人は多数派である意見や考えに合わせる、所謂「空気が読む」ことは得意だ。
 

しかし、集団や平等を意識しすぎるあまり、相手個々人の「事情」に合わせた対応、「思いやり」を忘れがちである。
 

これからの日本は、労働力不足で女性の社会進出が不可欠だ。
 

しかし、日本はまだ男性優位な男社会で、決定権は男性側にあることが多い。
 

そんな時に、生理や妊娠などの女性特有の「事情」を考慮し、男性が自ら「相手への想像力」と「思いやり」を養っていかないと、社会は決して良くはならないだろう。
 

これからの世の中で大事なのは、集団の「平等」ではない。個々の「事情」なのだ。
 

「人に迷惑をかけるな!」と言うのは日本人だけ

2020年2月21日

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