世界一周のその後は?会社を辞めてまで行く世界一周のデメリット

前回の記事で世界一周をすることのメリットについて書いた。

世界一周のその後は?会社を辞めてまで行く世界一周のメリット

2017.01.23

世界一周をしてみたいという人はたくさんいれど、実際に行動に移す人はごくわずか。二の足を踏んでしまう人の多くは、このように考えているのではないか?
 

「世界一周から帰国したあとに、仕事が見つかるか不安」
 

世界一周には、多くの時間を必要とするため、学生や経営者などの一部の人を除いて大半の人は、会社を辞めて旅に出ることが多い。
 

今回は世界一周のその後の人生に絡めて、会社を辞めてまで世界一周に行くことで生ずるデメリットについて書こう。
 

世界一周をしてみたいけど、その後の仕事のことが不安。そんな人には是非読んで欲しい。

デメリットその1
キャリアダウンはあってもアップはない


キャリアを中断して旅に出るということは、日本ではまず良い評価にはならないのが現実(海外は除く)。「世界一周をしながら、英語をブラッシュアップしてTOEIC満点を取れるようになった」などのインパクトがある実績がないと日本の一般企業に良い印象を残すことは難しい。
 

以下の記事は約1年半程、世界を周り、日本に帰国後、就職しようと人材紹介に行った人の話だ。

日本社会の現実を思い知らされる。

 
以前、日本の人材紹介の大手に勤めてる人と飲んだときのことだ。転職希望者と人材が欲しい企業の橋渡しを10年以上してきた彼に「クライアントの企業はワーホリや世界放浪した人をどう思っているか?」という質問をぶつけて見た。
 

その答えは下記のようなものだった。

「ごくわずかだが、ワーホリや世界放浪した人はどんな経歴でも紹介しないで欲しいというクライアントは確かに存在する」
 

「つらいことを我慢してやり抜く」ということを美徳としている日本人にとって、ワーホリや世界一周といった「遊び」や「楽しい」という要素が詰まっていそうな経験はマイナスの印象でしかないのだ。
 

日本でサラリーマンとして一生生きて行くと決めている人にとっては、世界一周はリスクのある選択ものかもしれない。

デメリットその2
結婚や出産などのライフイベントに乗り遅れる可能性


世界一周をしている人を年齢別で分けると男女共にアラサーと呼ばれる30歳前後の人が圧倒的に多いと感じる。逆に23歳〜25歳くらい人はほとんどいない。
 

日本でいうなら社会人1年目から3年目の時期。新卒で入った会社を3年以内に辞めて、世界一周という長期旅行に出るのはリスクが高すぎるということだろう。
 

30歳前後で、かつ独身であればお金に余裕もあり、両親もまだ元気なので、数年の長期旅行にも出やすい環境だ。しかし、30歳前後で数年の旅から日本に帰国した際、周りの友人は結婚、出産とライフイベントを経験している可能性が高い。
 

自分は、独身でも既婚でも自分にとって幸せと思える環境に、身を置くことが大事だと思っているが、残念ながら日本では「結婚しない」「子供を産まない」という選択肢はまだまだ認めてもらえない国だ。
 

周りに「負け組」「かわいそう」とさえ見られてしまうこともある。このような状況で周りの目を気にせずに日本で生きていくのは、かなりの精神力が必要とされる。

デメリットその3 日本に馴染めなくなる


日本は食事も安くておいしいし、住居も街も綺麗で、衛生面でも問題なく、サービスもきめ細かい。生活環境では世界トップクラスだ。だが、世界一周を経験した旅人の中には、自分のように海外に移住する人も少なくない。
 

もちろん理由は人それぞれだが、敢えて世界最高水準の生活環境を離れて、海外の過酷な環境に身を置く理由の一つに、日本の独特な価値観や考え方があるように思われる。
 

深夜まで及ぶ残業。休日出勤。仕事の後の行きたくもない飲み会。

日本の社会には、「苦労は買ってでもしろ」と言う言葉に代表されるように、「やりたくないこと・つらいことを我慢してやり抜く」のが美徳という価値観が確かに存在する。
 

会社を辞めて世界一周やワーホリなどの、一見遊びにも取れる行為をするのは、日本人が大切にする「苦労は買ってでもしろ」という価値観に大いに反するのだ。
 

また「村八分」「出る杭は打たれる」という言葉があるように、ちょっとでも人と違う考えを持つとはじき出される文化も日本には存在する。
 

世界一周やワーホリといった類は、「苦労してない」「普通じゃない考え」とみなされ、毎日やりたくないこと・つらいことを我慢している日本人にとっての格好の批判や軽蔑の対象になりうる。
 

世界一周をすることに対して、あなたの周りの家族や友人は応援してくれるかもしれない。

しかし、「人と同じように振る舞う」ことや「やりたくないこと・つらいことを我慢してやり抜く」ことを要求される日本社会は、レールを外れた人間にはとても厳しい。

 
「生活しやすい」と「生きやすい」は全く別物なのだ。

最後に

世界一周のデメリットをあげてみたが、実際に世界一周した友人の多くは、普通に再就職して日本でサラリーマンとして頑張っている。
 

世界を周れる度胸と根性があれば、日本の就職活動がどんなに理不尽でも簡単に乗り越えられるということだ。さらに、自分のように海外に出てしまえば、そんな価値観などに囚われずに生きていける。
 

今回は、世界一周することのデメリットを書いてみたが、世界を周って様々な価値観や文化に触れることはデメリットの何倍ものメリットがあると思う。
 

日本では少しお金を貯めれば、簡単に海外に行くことができるし、年収300万でも世界の上位10%に入る。日本のパスポートも多くの国にビザなしで行くことができる。
 

世界には海外旅行はおろか、一生に一度も飛行機に乗ることさえない人が大勢いる。そのような恵まれた環境である日本に生まれてきたことは、宝くじで大当たりを引いたようなものだ。

 
世界一周に行こうか迷っている人は「日本の就職活動が〜」「周りの目が〜」などの世界からみたら本当にどうでもいい小さな価値観にに囚われず、日本を飛び出して、この世界の広さを自分自身の目で是非確かめて欲しい。

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